Bubbleは、コーディング不要でウェブアプリを構築できる強力なプラットフォームです。その中でも「デザイン」タブは、ユーザーインターフェース(UI)を作成する際に中心となる機能を提供します。本記事では、「デザイン」タブの基本的な使い方や各機能について解説します。
デザインタブとは?
「デザイン」タブは、Bubbleエディターのメインナビゲーションの1つであり、アプリのUIを作成するためのツールが揃っています。ドラッグ&ドロップで要素を配置し、視覚的にアプリのデザインを構築できます。
1. The Element Tree(エレメントツリー)

エレメントツリーは、キャンバス上に配置されたすべての要素を階層構造で表示する機能です。要素の親子関係を視覚的に確認しながら、簡単に編集・管理できます。
- 要素のグループ化や階層構造を整理しやすい。
- 名前を変更して管理しやすくすることで、複雑なUIでもスムーズに操作可能。
- ドラッグ&ドロップで要素の階層を変更可能。
エレメントツリーのモード
エレメントツリーには2つの表示モードがあります。

- 全ての要素を表示するモード:ページ上のすべての要素を親子関係の階層で表示します。
- 非表示要素のみを表示するモード:ページロード時に非表示の要素のみを一覧で表示し、管理を容易にします。
エレメントの移動と編集

エレメントツリーでは、要素の階層構造をドラッグ&ドロップで変更できます。
- 要素を別のグループにドラッグすると、新しい親要素の子として配置されます。
- グループを移動すると、そのグループ内のすべての要素も一緒に移動されます。
この機能を活用することで、アプリのUIを整理し、効率的にデザインを管理できます。
2. The Element Pallet(エレメントパレット)

エレメントパレットは、Bubbleで利用できる各種UIコンポーネント(ボタン、入力フィールド、テキスト、画像など)を一覧表示する機能です。
- ドラッグ&ドロップで要素を簡単に配置可能。
- グループやリピーターを活用し、データの動的表示も実現。
- 頻繁に使用する要素は再利用可能なカスタムコンポーネントとして保存可能。
3. Responsive(レスポンシブデザイン)

Bubbleでは、異なるデバイスサイズに対応するレスポンシブデザインを簡単に構築できます。「デザイン」タブ内のレスポンシブ設定を調整することで、スマートフォンやタブレットでも適切なUIを提供できます。
- 要素の幅や位置をデバイスサイズごとに調整。
- コンテナ幅やフレキシブルレイアウトを設定し、動的なUIを構築。
- プレビュー機能で実際の表示を確認しながらデザインを調整。
まとめ
「デザイン」タブは、Bubbleでのアプリ開発において最も直感的に操作できる部分の1つです。エレメントツリーで構造を管理し、エレメントパレットから要素を追加、レスポンシブデザインで最適な表示を実現することで、使いやすく魅力的なUIを構築しましょう。Bubble初心者の方も、まずはこれらの基本機能を理解し、自由に試してみることが大切です。