Bubbleでは、開発中のアプリにメモを追加して、作業内容を記録できる「ノート機能(Notes)」が用意されています。この機能を活用することで、特定のワークフローの目的を説明したり、特定のスタイルの使用方法を記録することができます。本記事では、ノート機能の管理方法について詳しく解説します。
目次
Managing Notes(ノートの管理)

Bubbleのノート機能は、開発者がアプリの各部分にコメントを追加できる便利な機能です。これにより、アプリの構造や意図を整理し、共同作業をスムーズに行うことができます。
ノートは、Bubbleエディター内でのみ表示され、アプリのユーザーには表示されません。すべての共同作業者がノートを閲覧でき、アクセスレベルに関係なく情報を共有することができます。
Adding and Editing Notes(ノートの追加と編集)
Bubbleエディターの各要素にノートを追加するには、「ノートアイコン」をクリックします。

- ノートアイコンをクリックすると、コメントパネルが開き、該当する項目に対してコメントを追加または編集できます。
- ノートは以下の項目に追加可能です。
- データタイプ
- データタイプのフィールド
- オプションセット
- オプションセットのオプション
- オプションセットの属性
- エレメント(要素)
- イベント(ワークフロー)
- アクション
- APIコネクターの接続情報
- APIコネクターのリクエスト
- プライバシールール
- スタイル
- データタイプ
- 各項目ごとに独自のノートを設定できるため、開発中のメモ管理に便利です。
- ノートが保存されると、ノートアイコンが塗りつぶされた状態になり、メモがあることを示します。
Deleting Notes(ノートの削除)
ノートを削除するには、該当するノートを編集モードで開き、テキストをすべて削除するだけで完了します。
- ノートを削除すると、該当する項目に紐づいたコメントが完全に消去されます。
- 誤って削除しないよう、必要であればバックアップを取っておくと安心です。
Browsing All Notes(すべてのノートの閲覧)

Bubbleでは、追加したすべてのノートを一括で閲覧することができます。
- ノートのサイドパネルを開き、「See all」ボタンをクリックすると、アプリ内のすべてのノートが一覧表示されます。
- これにより、どの部分にコメントが追加されているかを素早く把握でき、編集や確認が容易になります。
まとめ
Bubbleのノート機能を活用することで、開発の進行状況をドキュメント化し、チームメンバーと情報を共有しやすくなります。特に大規模なプロジェクトでは、ノートを適切に活用することで、ワークフローや要素の管理がスムーズになります。定期的にノートを見直し、必要に応じて追加・削除を行うことで、より効果的にアプリ開発を進めましょう。