Google Business Profile API を利用すると、アカウントに紐づいている全ての Location(店舗)を取得 することができます。
本記事では、Bubble の API Connector を使って、Google の Location リストを取得する方法 を詳しく解説します。
アクセストークンの取得
Google Business Profile(GBP) APIを使用するには、まずOAuth2.0認証を行いアクセストークンを取得する必要があります。
アクセストークンを取得する方法は以下の記事で解説しています。
Google Calendar API や Google Drive API、Gmail API などの Google アカウントに紐づいたサービスを Bubbleで利用するには、OAuth 2.0 を使用した認証が必要です。本記事では[…]
また、認証の際には以下のスコープを追加してください。
https://www.googleapis.com/auth/business.manage
必須の API & 設定
Google 口コミを操作するには、以下の API を有効にする必要があります。
API名 | 用途 | 申請の有無 |
---|---|---|
Business Profile API | 店舗取得 | 必要 |
Google Cloud Console で上記の API を有効化し、OAuth 2.0 認証を設定してください。
サイドメニューの「APIとサービス」→「ライブラリ」から使用したいGoogle APIを検索し、APIの詳細画面でそのAPIを有効化します。
Location の一覧を取得する
Google Business Profile API を使って、アカウントに紐づいているすべてのLocation(店舗)を取得します。
メソッドとエンドポイント
メソッド | GET |
エンドポイント | https://mybusiness.googleapis.com/v4/[accountId]/locations?read_mask=[readMask] |
Use as | Action/Data |
URL Parameters
この項目はエンドポイントを入力すると表示されます
accountId | アカウント情報を取得した時のaccount.name “accounts/*********” の形式 |
readMask | 必須。レスポンスで返されるフィールドを指定するリードマスク。 例:name,title この例の場合、locationID(name)と店舗名(title)がレスポンスに含まれます。 |
Headers
Authorization | Bearer [アクセストークン] |
アクセストークンについて
アクセストークンの有効期限は1時間です。期限が切れたアクセストークンを使用してAPIにアクセスしようとすると“401 UNAUTHENTICATED”のようなエラーレスポンスが返されます。
この際、再度アクセストークンを取得するためには「リフレッシュトークン」を使用して、アクセストークンを取得し直す必要があります。
詳細はこちら
Parameters
parameter | value | allow blank | 説明 |
---|---|---|---|
pageSize | 10(デフォルト) | yes(省略可) | 一回の呼び出しあたりで取得するビジネス情報の数です(最大100・最小1・指定なしの場合10)。 |
pageToken | 取得したnextPageToken | yes(省略可) | このAPIを実行した後、まだ未取得の店舗がある場合のレスポンスに含まれます。 初回は空白で設定 |
レスポンスの解説
レスポンス例
{ "locations": [ {"name": "locations/12341234","title": "〇〇カフェ" } ]}
項目 | 内容 |
---|---|
locations.name | 各lcoartionのID |
locations.title | 各locationの店舗・施設名 |
nextPageToken | 次のレビューリストを取得するためのトークン(未取得の店舗がある場合のみ表示されます) |